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駅前活性化と震災復興願う 大竹で東北物産展

 広島県大竹市新町のJR大竹駅前の空き店舗で3日、東北物産展が始まった。現地の加工食品などを売り、震災復興と大竹駅前のにぎわいづくりを目指す。

 東北の牛肉や魚介類が入ったレトルトカレー、菓子類、水産加工品など約100点が並び、市民が次々と買い求めていた。岩手県宮古市の仮設住宅の住民が作るバッグや小物類も扱う。岩国市の会社員牧山三枝さん(42)は「珍しい物もあった。震災の復興に協力したい」と話していた。

 大竹駅前商店街振興組合が国の補助を受けて、来年1月末まで毎週水―土曜に開く。

 隣接店ではこの日、地元の特産品を売る「大竹もぶり市」も本格オープン。夜は近くの商店街で土曜夜市もあり、一帯が終日にぎわった。(古市雅之)

(2013年8月4日朝刊掲載)

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