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70ヵ国とEU 8・6式典出席 参列者発表

 広島市は4日、平和記念式典(6日)に海外から70カ国と欧州連合(EU)の代表が参列すると発表した。7月16日の前回発表時から1カ国減った。

 ルース駐日米大使の出席も正式発表した。ルース氏は2010、12年に続いて3回目。近く離任するため、ことしが最後となる。在日米大使館は「オバマ大統領が掲げる核兵器なき世界の実現という目標に向け、日本と協力できる」と声明を出した。

 米国に加え、韓国、ブラジルなど計5カ国が新たに出席の意向を示した。一方でギニア、南アフリカなど6カ国が辞退。駐日大使は過去最多だった昨年と同じ40人となった。

 核兵器保有五大国では、中国を除く4カ国が参列する。事実上の保有国のインド、パキスタン、イスラエルは出席する。

 初参列はトーゴ、トンガの2カ国。式典で原爆慰霊碑に献花する駐日大使に、ドイツやアルバニアなどの6人が選ばれた。

(2013年8月5日朝刊掲載)

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