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核禁条約批准 党公約に 立民広島県連 衆院選に向け要請へ

 立憲民主党広島県連は7日、秋までにある衆院選での党の公約に、日本政府による核兵器禁止条約の署名・批准を盛り込むよう、党本部に求めると決めた。

 広島市南区で非公開の幹事会を開き、全会一致で決めた。福知基弘幹事長は終了後、「党内にも慎重意見はあるが、県連として被爆地広島の立場を明確にしたい」と説明した。禁止条約に署名する時期は「調整の余地がある」と述べた。

 党の枝野幸男代表は平和記念式典に出席するため6日に中区を訪れた際、「日本がいずれ条約に加わっていく努力をしたい」との考えを示している。

 幹事会では、立候補予定者がいる衆院広島2~7区で、それぞれ支援団体と連携した体制づくりを急ぐ方針を確認した。(長久豪佑)

(2021年8月8日朝刊掲載)

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