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■記者　馬上稔子

　中国新聞に定期連載している「ひろしま国　１０代がつくる平和新聞」でジュニアライターが呼び掛け集めたオバマ米大統領への手紙３３５通が１４日、米下院議員デニス・クシニッチ氏（６２）＝民主党＝のもとへ郵送された。

　この手紙は、昨年１１月１１日付「ひろしま国」４０号で、オバマ氏に被爆地広島への招待状を書こうと呼び掛け、集まった。中高生を中心に小学生や被爆者らからも寄せられ、中国地方に住むボランティアや、米国の高校生たちが英訳した。

　確実にオバマ氏に読んでもらうためのルートを探す中で、ジュニアライターがクシニッチ氏に協力を要請したところ、「大統領に手渡せるよう、喜んで努力する」との返事が先月末、事務所担当者からメールで届いていた。

　クシニッチ氏はオハイオ州のクリーブランド市長や州議会議員などを経て１９９６年、連邦下院議員に初当選した。平和省設立を提唱し、核兵器廃絶への理解者として知られる。

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