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影絵に込める平和の祈り 日米の中高生が展示 広島市中区

 平和や被爆地の復興をテーマにした「小さな祈りの影絵展」が5日、広島市中区の元安橋東詰めであった。市内の中高生たちが企画した。

 橋のたもとに展示ボックスを置き、焼け野原で芽吹く大木、被爆した路面電車などの切り絵22点を張り出した。内側から光を当て、夕闇に浮かび上がらせた。

 広島女学院中高をはじめ市内の中高生、幼稚園児、来日中のハワイ・ホノルル市のプナホウ学園など米国の高校生たちが作った。同学園2年ジャッキー・コジマさん(16)は「平和のために何が大切かを考える契機になればうれしい」。6日も午後5時から10時ごろまで展示する。(久保田剛)

(2013年8月6日朝刊掲載)

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