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平和首長会議出席者も参列 広島被爆68年式典

 広島市で開かれた平和首長会議(旧平和市長会議)の総会に出席した国内外の市長や非政府組織(NGO)の代表者たち約200人が6日、平和記念式典に参列し、核兵器廃絶への決意を新たにしていた。

 米オハイオ州アクロン市のドナルド・プラスケリック市長は式典後、「核兵器廃絶に向け、広島はリーダーシップを存分に発揮してくれている」と強調した。

 加盟都市が196ある米国から唯一、総会に参加した。「各都市のリーダーと会い、あらためて思った。核兵器は必要ないと」。個人としては2回目の式典参列だった。

 山形県米沢市の安部三十郎市長は初めて式典に参列した。「核兵器廃絶に向けて、自治体が連携して声を上げる大切さを再認識した。米沢でも、市民が戦争や平和について考える機会を充実させたい」と話した。

 平和首長会議は3~6日に開かれ、5日で討議を終了。6日の式典出席で全日程を終えた。

(2013年8月7日朝刊掲載)

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