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防衛政務官ら改憲議論 日本会議広島が講演会

 日本会議広島(松浦雄一郎会長)は、広島市中区のホテルで「ヒロシマ反核平和の終焉(しゅうえん)」と題する講演会を開いた。佐藤正久防衛政務官と森本敏前防衛相が講師を務め、約1200人が聴講した。

 テーマは「憲法改正を避けて日本を守れるのか」。佐藤氏は憲法改正推進の立場から、「自国や家族は自分で守るという義務と責任を前文や9条に書き込むことが、改正の肝だ」と呼び掛けた。

 森本氏は「核兵器はない方がいいが、どこかの国が持っている限り、核の抑止力は持ち続ける必要がある」と述べた。

 元航空幕僚長の田母神俊雄氏も演壇に立った。会場の様子は東京など全国8カ所にインターネット中継した。(長久豪佑)

(2013年8月7日朝刊掲載)

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