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日本ジャンボリー閉会 山口 スカウト1万4000人祝う

 山口市阿知須のきらら浜で開かれている第16回日本ジャンボリーは7日、閉会式があった。53の国と地域のスカウト約1万4千人が終了を祝った。8日にテントなどを片づけて閉幕する。

 芝生広場特設ステージでの閉会式は、静岡連盟トランペット隊と神奈川連盟カラー隊の演舞で開幕。山本一郎副大会長が「この体験は生きていく中で役立つ。みんなが一つに団結し新たな一歩を踏み出すことを期待する」と閉会を宣言した。

 7月31日に開幕し、文化の多様性などを学ぶ約150プログラムを実施。同会場で2015年に開かれる世界ジャンボリーに備え、県内19市町での地域交流プログラムや、広島市の平和記念公園を訪れる広島ピースプログラムなどがあった。

 豪州のジョディー・スカナーさん(16)は「原爆資料館で実感した原爆の悲惨さを家族や友人に伝えたい」。山口県連盟の高森みどり中2年為国結莉恵さん(13)=周南市勝間=は「世界ジャンボリーが楽しみ」と話していた。(柳岡美緒)

(2013年8月8日朝刊掲載)

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