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　海上自衛隊の基地や施設がある呉、神奈川県横須賀、京都府舞鶴、長崎県佐世保の４市の市議会議長でつくる「旧軍港市議会議長会」が７日、広島県呉市のホテルであり、国への要望事項を決めた。

　呉市議会の神田隆彦議長が「特有の課題を抱えている４市が結束し、国に根気強く訴えていく必要がある」とあいさつ。続いて意見交換し、基地交付金の拡充や、市税収入の減少を踏まえて物品の地元調達を進めるなど、要望に関する４議案を採択した。

　４市の議長は１１月に上京し、政府や国会議員に要望する。会議は持ち回りで、来年は佐世保市で開催する。（小島正和）

（２０１３年８月８日朝刊掲載）