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原爆資料館きょう再開 緊急事態解除 広島市464施設 一部時短

 広島県内に出ている新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除を受けて広島市は1日以降、原爆資料館(中区)など臨時休館していた市所管の464施設を再開する。原爆資料館が開館するのは8月6日の原爆の日以来、56日ぶり。一部は、県独自の集中対策が続く14日まで開館時間を短縮する。

 1日から通常通り開くのは原爆資料館や広島城(中区)、安佐動物公園(安佐北区)をはじめ、各区の区民文化センターやスポーツセンターなど329施設。一方、広島サンプラザホール(西区)や中小企業会館(同)、各公民館、福祉センターなどの133施設は同日から開くものの、閉館時間を1時間程度早めて午後9時までとする。

 似島臨海少年自然の家(南区)と青少年野外活動センター・こども村(安佐北区)は14日まで日帰りに限り使用を認める。1日が休園日の植物公園(佐伯区)は2日、本の整理期間が続くマエダハウジング安佐南区図書館は7日から開ける。

 原爆資料館と同じ平和記念公園にある国立広島原爆死没者追悼平和祈念館(中区)も1日から開館する。(余村泰樹)

(2021年10月1日朝刊掲載)

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