核廃絶・脱原発訴え 長崎の原水協・禁世界大会閉幕
13年8月12日
日本原水協と原水禁国民会議がそれぞれ主催の中心となる二つの原水爆禁止世界大会は９日、長崎市で締めくくりの集会を開き、ともに全日程を終えた。
原水協などの閉会総会は市民会館であり、約７千人（主催者発表）が参加した。核兵器の廃絶に向け、その非人道性を訴えの柱に据えていく決議をした。国際社会の動きを加速させるため、「被爆者とともに歩んできた私たちが、被爆の実相をさらに広げる」と決意を示した。
運営委員の安井正和原水協事務局長は「核兵器廃絶は、人類の生死を懸けた戦いだ」と述べ、署名活動を強めるよう呼び掛けた。
原水禁などは閉会総会を長崎県立総合体育館で開き、約２千人（主催者発表）が参加。大会副実行委員長の小西清一原水禁副議長は「脱原発を求める行動に自信と誇りを持とう」と強調した。
大会宣言では「ヒロシマ、ナガサキとフクシマは、命の尊厳を奪う愚かな行為の結果」として、核兵器に限らず原発もなくしていく行動を強めるとともに、国の補償を求め続けると誓った。終了後、爆心地公園まで約１・２キロをデモ行進した。（藤村潤平）
（２０１３年８月１０日朝刊掲載）
原水協などの閉会総会は市民会館であり、約７千人（主催者発表）が参加した。核兵器の廃絶に向け、その非人道性を訴えの柱に据えていく決議をした。国際社会の動きを加速させるため、「被爆者とともに歩んできた私たちが、被爆の実相をさらに広げる」と決意を示した。
運営委員の安井正和原水協事務局長は「核兵器廃絶は、人類の生死を懸けた戦いだ」と述べ、署名活動を強めるよう呼び掛けた。
原水禁などは閉会総会を長崎県立総合体育館で開き、約２千人（主催者発表）が参加。大会副実行委員長の小西清一原水禁副議長は「脱原発を求める行動に自信と誇りを持とう」と強調した。
大会宣言では「ヒロシマ、ナガサキとフクシマは、命の尊厳を奪う愚かな行為の結果」として、核兵器に限らず原発もなくしていく行動を強めるとともに、国の補償を求め続けると誓った。終了後、爆心地公園まで約１・２キロをデモ行進した。（藤村潤平）
（２０１３年８月１０日朝刊掲載）
