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平和願う色紙多彩に 森下洋子さんや吉川晃司さんら8人 そごう広島店 折り鶴募る

 広島ゆかりの著名人やスポーツ選手8人が平和へのメッセージを記した色紙の展示が1日、広島市中区のそごう広島店で始まった。平和の大切さを発信し、次世代に継承する中国新聞社の「ひろしまPEACEプロジェクト2021」の一環。11日まで。無料。

 府中町出身の歌手吉川晃司さん、元広島東洋カープ選手の前田智徳さん、元J1サンフレッチェ広島選手の佐藤寿人さんたち。中区出身で世界的なプリマバレリーナ森下洋子さんは「人類は平和の為(ため)に誕生した!」とつづる。それぞれ手作りの折り鶴も添えられている。

 カウンセラー高田昌子さん(48)=安佐南区=は「8人の広島への思いが伝わってきてうれしい」と見入っていた。

 プロジェクトでは、来夏開催予定の「ひろしま盆ダンス」の会場を彩るオブジェに活用する折り鶴を募っている。平和メッセージの展示会場にも募集ボックスを設けた。折り鶴に使う用紙やその色、大きさは自由で、平和メッセージと名前を記入する。募集は来年5月末まで。中国新聞社地域ビジネス局☎082(236)2211=平日午前9時半~午後5時半。(東山慧介)

(2021年10月2日朝刊掲載)

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