戦争なき世界を犠牲者に誓う 竹原で式典
13年8月12日
広島県竹原市の戦没者や戦災死没者を追悼する式典が9日、同市中央の市民館であった。遺族たち約400人が参列した。市や市遺族連合会などでつくる実行委員会の主催。
実行委員長の小坂政司市長が「恒久平和に尽くすことを誓う」とあいさつ。市遺族連合会の竹鶴寿夫会長も「わが国の発展は尊い犠牲の上に成り立っている。風化させることなく継承する」と誓った。参列者は献花台に花を手向け、戦争犠牲者の冥福や世界の平和を祈った。無職平岡正樹さん(79)は「志半ばで逝った兄に思いをはせたい」と黙とうしていた。
(2013年8月10日朝刊掲載)
実行委員長の小坂政司市長が「恒久平和に尽くすことを誓う」とあいさつ。市遺族連合会の竹鶴寿夫会長も「わが国の発展は尊い犠牲の上に成り立っている。風化させることなく継承する」と誓った。参列者は献花台に花を手向け、戦争犠牲者の冥福や世界の平和を祈った。無職平岡正樹さん(79)は「志半ばで逝った兄に思いをはせたい」と黙とうしていた。
(2013年8月10日朝刊掲載)