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終戦の日 「光復節」祝う 民団県地方本部 広島

 在日本大韓民国民団(民団)県地方本部は、広島市東区の広島韓国会館で日本の植民地支配からの解放を祝う「光復節」記念式典を開いた。

 辛亨根(シンヒョングン)駐広島韓国総領事(59)や団員たち約100人が出席した。同本部の沈勝義(シムスンウィ)団長(56)は「この記念日を若い世代に伝え、正しい歴史認識を日本の方々とつくることが必要だ」と呼び掛けた。

 朝鮮半島の非核化と平和統一へ向けた積極的な行動や、韓日友好の懸け橋となることなど5項目を決議した。

 ことしは、東京・新大久保などで在日韓国人たちを罵倒する「ヘイトスピーチ」が社会問題化。式典では民団青年会メンバーが、外国籍住民を対象にした人権救済機関の設立などを国に求める署名も呼び掛けた。

(2013年8月16日朝刊掲載)

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