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平和を思う12色の競演 広島県福山で美術展

 平和美術展(福山市平和美術展実行委員会主催)が17日、同市霞町のまなびの館ローズコムで始まった。国内外のプロアマ12人が平和をテーマに創造した絵画や写真など25点を展示している。31日まで。

 原爆ドームと福山城、アオギリとバラを並べて描き、戦禍からの復興を表現した油絵をはじめ、パネルにハート形の用紙を貼って来場者に平和のメッセージを書いてもらう作品などが並ぶ。

 同市神辺町の画家東誠山さん(71)が「平和について考えるきっかけにしてほしい」と企画し、今年で5回目。同市三吉町の主婦中薗真弓さん(36)は「さまざまなアプローチで平和への思いを表現しており、胸に迫ってきた」と話した。

 無料。午前10時~午後10時。東さんTel090(1183)5715。(渡部公揮)

(2013年8月18日朝刊掲載)

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