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平和を創る人になろう 広島市で25日、高校生フォーラム 戦争の背景学ぶ

 広島市内の高校に通う子どもたちが企画、実施する「OBF高校生平和フォーラム―平和を創る人になろう」が25日午前10時から、広島市中区加古町の広島国際青年会館で開かれる。

 まず、主催するフォーラム執行部のメンバーが、第2次世界大戦が起きた背景について発表。それを基に、「第2次世界大戦突入期」をテーマに、10~14人程度の四つのグループに分かれて、発表で気になった部分を話し合う。その後、参加者に事前に挙げてもらったテーマについて議論し、最後にまとめとして「自分が平和のためにどのように貢献できるか」を述べ合う。

 各グループの話し合いでは、執行部が司会を担当。広島市立大広島平和研究所の竹本真希子講師や、NPO法人「これからの学びネットワーク」の河野宏樹理事たちがアドバイザーを務める。

 執行部は、広島学院高(西区)や安田女子高(中区)など5校の2、3年生計9人で構成。代表のAICJ高(安佐南区)2年吉崎友貴(ともたか)さん(16)は「広島にいると戦中、戦後のことは学ぶが、戦前について知らないことが多い。気付かないうちに戦争が始まった、ということがないよう、自分たちでしっかり考えたい」と話している。

 参加費300円(昼食持参)。定員60人。問い合わせtakuya953@gmail.com(二井理江)

(2013年8月19日朝刊掲載)

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