米の新型核実験、実施は5月15日
13年8月22日
米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が4~6月に1回実施したとしていた核兵器の性能を調べる新たなタイプの核実験は、5月15日に行われていたことが21日、分かった。NNSAが中国新聞の取材に答えた。
NNSAは20日までに公式ホームページで大まかな時期と回数だけを公表したが、日付は伏せていた。
実験場所はニューメキシコ州のサンディア国立研究所。強力なエックス線を発生させる特殊な装置「Zマシン」を使い、核爆発に近い状況でプルトニウムの反応を調べた。
NNSAの担当者によると、プルトニウムの使用量は8グラム以下。「Zマシンによる継続的な実験の一環」とし、「実験で得られたデータで核抑止力の安全性や確実性、有効性を確認できる」と成果を強調している。(田中美千子)
(2013年8月22日朝刊掲載)
NNSAは20日までに公式ホームページで大まかな時期と回数だけを公表したが、日付は伏せていた。
実験場所はニューメキシコ州のサンディア国立研究所。強力なエックス線を発生させる特殊な装置「Zマシン」を使い、核爆発に近い状況でプルトニウムの反応を調べた。
NNSAの担当者によると、プルトニウムの使用量は8グラム以下。「Zマシンによる継続的な実験の一環」とし、「実験で得られたデータで核抑止力の安全性や確実性、有効性を確認できる」と成果を強調している。(田中美千子)
(2013年8月22日朝刊掲載)