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三次・庄原市長、米新型核実験に抗議

 広島県三次市の増田和俊市長と、庄原市の木山耕三市長は22日、米国が強力なエックス線を発生させる特殊装置「Zマシン」を使って核実験をしていたことへの抗議文を、東京の在日米大使館に郵送した。

 抗議文はいずれもオバマ大統領とトン駐日米臨時代理大使に宛てた。増田市長は「オバマ大統領が表明された『核兵器なき世界の実現』と矛盾し、誠に遺憾」と表明。今後の核実験の中止を要請した。

 また、木山市長は「核兵器廃絶を目指す人々の願いを踏みにじるもので容認できない」と主張。全ての核実験の中止と、核軍縮への取り組みを求めた。

三次市三良坂の団体も抗議 米新型核実験

 三次市三良坂町の市民団体、三良坂平和を願う会は22日、米国が行った核実験への抗議文を、東京の在日米大使館宛てに郵送した。今後の核実験計画の即時中止や、核廃絶への積極的な取り組みを求めている。

(2013年8月23日朝刊掲載)

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