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防衛局に住民の不安解消要望 オスプレイ運用で岩国基地連絡協

 山口県と岩国市など2市2町でつくる山口県基地関係県市町連絡協議会(会長・山本繁太郎知事)は23日、米海兵隊岩国基地(岩国市)で運用される垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに対する地域住民の不安解消など21項目を、中国四国防衛局(広島市中区)に要望した。

 和木町の古木哲夫町長たち5人が防衛局を訪れ、渡辺一浩局長に要望書を提出。「オスプレイの飛行訓練では事前に十分な情報を提供するなど、住民の不安解消に向けた措置を」と求めた。渡辺局長は「米側から得た情報は速やかに地元に知らせる」と約束した。

 要望は、国の来年度予算編成を前に毎年実施。今回はオスプレイ関連を新たに加えた。騒音軽減や米軍再編交付金の充実については、渡辺局長が「本省と協議しながら誠意を持って取り組む」と答えた。

(2013年8月24日朝刊掲載)

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