殉職の海自隊員を追悼 呉で遺族や元総監ら160人
21年11月4日
訓練中の事故などで殉職した海上自衛隊員の追悼式が2日、広島県呉市幸町の海自呉地方総監部慰霊碑前であった。遺族や隊員、元地方総監たち約160人が参列した。
碑は、呉地方隊の警備区内で亡くなった184人を慰霊している。園田直紀呉地方総監は「職に殉じられたみ霊は、家族から信頼、敬愛されていたかけがえのない方々。任務や訓練の中にあっても、隊員の安全確保に不断の努力をしてまいることを誓う」と追悼と誓いを述べた。
続いて参列者全員で黙とうをささげ、儀仗(ぎじょう)隊が空砲を撃った後、それぞれが献花台に花を手向けた。
この日は隣接する呉教育隊体育館で、自衛隊記念日(11月1日)の記念式典もあった。例年、日程を合わせて開いている。(上木崇達)
(2021年11月3日朝刊掲載)
碑は、呉地方隊の警備区内で亡くなった184人を慰霊している。園田直紀呉地方総監は「職に殉じられたみ霊は、家族から信頼、敬愛されていたかけがえのない方々。任務や訓練の中にあっても、隊員の安全確保に不断の努力をしてまいることを誓う」と追悼と誓いを述べた。
続いて参列者全員で黙とうをささげ、儀仗(ぎじょう)隊が空砲を撃った後、それぞれが献花台に花を手向けた。
この日は隣接する呉教育隊体育館で、自衛隊記念日(11月1日)の記念式典もあった。例年、日程を合わせて開いている。(上木崇達)
(2021年11月3日朝刊掲載)