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ヒロシマ平和創造基金 奨学生5人決定

 公益財団法人ヒロシマ平和創造基金(理事長・岡畠鉄也中国新聞社社長)は4日、国内外で音楽や芸術を学ぶ広島県在住、または県出身の若者を支援する「ヒロシマ・スカラシップ2021」の奨学生計5人を決めた。

 音楽を対象にした中村音楽奨学金には、応募した12人から4人を選んだ。ドイツの国立デトモルト音楽大に進んだ井伏晏佳(はるか)さん(26)=広島市西区出身、ドイツのバーデン・ビュルテンベルク州立カールスルーエ音楽大に進んだ渋谷真帆さん(25)=南区出身=はいずれもピアノを専攻する。フランスのパリ地方音楽院に留学中の黄純実(ファンスンシル)さん(23)=東区出身=はフルート、東京芸術大3年の間東優香さん(20)=三原市出身=は雅楽を学ぶ。

 音楽以外の芸術を対象にした海外留学奨学金は、応募者4人から、英国王立スコットランド音楽院でミュージカルシアターを専攻する池上茉利さん(18)=広島市西区出身=を選んだ。

 二つの奨学金は毎年選考し、2年を上限に年間36万円を支給する。

(2021年11月5日朝刊掲載)

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