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非核宣言自治体協議会に岡山市 9月に加入 

 岡山市は26日、日本非核宣言自治体協議会(会長・田上富久長崎市長)に9月に加入することを決めた。国内では295自治体目、岡山県内では勝央町、新庄村に続く加入となる。

 岡山市は核実験への抗議活動のほか、小学生とその保護者を長崎市に派遣して平和祈念式典や被爆者を取材する「親子記者」事業に協力する。原爆展などを開く際、会員の自治体から史料提供を受けることもできる。

 岡山市は1985年「核兵器が完全に廃絶されることを願い、平和で幸せな岡山市を築くため、不断の努力を続ける」との平和都市宣言をしていた。記者会見した高谷茂男市長(76)は「戦争体験世代の高齢化が進んでいる。平和の尊さを伝える活動を強めたい」と話した。(永山啓一)

(2013年8月27日朝刊掲載)

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