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基地内の業務契約学ぶ 岩国でセミナー 22事業者が参加

 岩国市の岩国商工会議所で17日、米軍岩国基地と新たに事業契約を結びたい地元企業向けのオンラインセミナーがあった。市内を中心に22事業者が参加。基地へのビジネスへの参入を支援するアンテナ(那覇市)の桃原マリーリタ副社長(54)から基地内の業務の種類や入札の流れを学んだ。

 建設、運送、清掃業などの31人がビデオ会議システムで参加した。桃原副社長が基地内の施設改修やスクールバスの運営などの業務を例示。アンテナの調べで、2020年10月からの1年間で岩国基地関係の契約案件が14件あり、契約額が計284億円だったと説明した。入札に参加するために必要な事前手続きも紹介した。

 桃原副社長は「基地内の仕事でチャンスを広げ、岩国の企業が成長してほしい」と話していた。セミナーは全3回で同商議所が主催した。(黒川雅弘)

(2021年11月18日朝刊掲載)

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