岩国基地「十分な機能」 米強襲揚陸艦長が言及 報道陣に内部公開
21年11月22日
米軍岩国基地(岩国市)は19日、基地内に停泊中の強襲揚陸艦アメリカの内部を報道陣に公開した。艦長のケネス・ワード大佐は同基地について「寄港に十分な機能が整っている。自衛隊との相互運用性を高めるために、非常に重要な位置を占めている」と述べた。
飛行甲板上で記者会見したワード大佐は寄港の目的を「基地機能の確認と地元や自衛隊との交流のため」と説明した。今後の定期的な寄港の可能性について「保安上の理由で将来的な運用は言えない。美しい岩国に寄港できて喜んでおり、今後も来られたら良いと思っている」と述べた。
米海軍の担当者が約2時間半かけ、報道陣を航空管制室や操舵(そうだ)室、医務室、食堂などを案内した。同艦の通常の乗組員は約1200人で、寄港中の自由時間は基地外に出ることも認められているという。(永山啓一)
(2021年11月20日朝刊掲載)
飛行甲板上で記者会見したワード大佐は寄港の目的を「基地機能の確認と地元や自衛隊との交流のため」と説明した。今後の定期的な寄港の可能性について「保安上の理由で将来的な運用は言えない。美しい岩国に寄港できて喜んでおり、今後も来られたら良いと思っている」と述べた。
米海軍の担当者が約2時間半かけ、報道陣を航空管制室や操舵(そうだ)室、医務室、食堂などを案内した。同艦の通常の乗組員は約1200人で、寄港中の自由時間は基地外に出ることも認められているという。(永山啓一)
(2021年11月20日朝刊掲載)