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8・6旅行者へ無料キャンプ場 広島市立大に設置

■記者 東海右佐衛門直柄

 広島市は8月4日から7日まで、広島市立大(安佐南区)の運動場に無料キャンプ場を設ける。「原爆の日」に合わせ国内外から訪れる旅行者に利用してもらう。6日朝は、平和記念式典会場の平和記念公園(中区)まで臨時バスを運行する。

 約1万1000平方メートルの運動場のうち約8000平方メートルを使用する。予約制で1日の定員は150人。無料駐車場もあり、トイレやシャワー、炊事場は学内の施設を使うことができる。テントや寝袋は持ち込みが基本だが、有料で貸し出す。

 昨年に続き2回目。市民ボランティアが運営する。夜間はミニコンサートなども計画し、平和や核兵器の廃絶について利用者に意見を交わしてもらう。

 広島市内では例年、8月6日前後に宿泊施設が満室状態となる。無料キャンプ場を試験的に開設した昨年は、5日間で延べ90人が利用した。予約の受け付けは7月31日まで。市民活動推進課Tel082(504)2677。

(2009年5月26日朝刊掲載)

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