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少年少女悼む慰霊碑巡ろう 広島で来月7日

 建物疎開作業中に被爆して亡くなった少年少女を悼む慰霊碑を巡るフィールドワークが8月7日、広島市内で開かれる。原爆資料館(中区)を案内するピースボランティア有志が企画。参加する中学生を募集している。

 午後1時半、原爆ドーム(中区)南の動員学徒慰霊塔前に集合。1、2年生約540人が建物疎開中に原爆の犠牲になった広島市立第一高等女学校(現舟入高)など学校関係の慰霊碑を中心に回る。意見交換会を開いて、6時ごろ解散する。

 説明役は、級友の多くが建物疎開中に被爆死した体験を基に書いた「広島第二県女二年西組―原爆で死んだ級友たち」で知られるノンフィクション作家の関千枝子さん(東京)。関さんの「同年代の若者に核兵器や戦争について考えてもらいたい」との思いを受け、中学生の参加者を募る。先着15人。保険代100円。福島正昭さんTel082(288)7717(ファクス兼用)。

(2013年7月23日朝刊掲載)

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