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映画通し内部被曝に迫る 広島で3日 監督トークやシンポ

 エネルギー政策や内部被曝(ひばく)をテーマにしたドキュメンタリー映画2本の上映と、鎌仲ひとみ監督のトークの会が8月3日、広島市中区の広島大東千田キャンパスで開かれる。実行委員会の主催。

 午前10時から上映する「ミツバチの羽音と地球の回転」は、原発建設計画への反対運動が続く祝島(山口県上関町)と自然エネルギー活用を進めるスウェーデンを紹介。午後4時からの「内部被ばくを生き抜く」は、被爆者医療に長年携わってきた肥田舜太郎さんたち4人の医師に内部被曝の危険との向き合い方を問い掛けている。

 1時からは、原発事故子ども・被災者支援法に関するミニシンポジウムを予定。この法律の中身と問題点について弁護士の報告などがある。2時半からの鎌仲監督のトークでは、チェルノブイリ原発事故の被曝の実体と福島第1原発事故とを重ね合わせる次回作について話す。

 映画とトークは各1200円(前売り千円)、ミニシンポは無料。シネマキャラバンVAGTel082(285)8165(友川さん、ファクス兼用)。

(2013年7月29日朝刊掲載)

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