広島世界平和ミッション 南アフリカ編 虹の彼方に <4> 許しと癒やし
04年5月14日
「忘れはしないが、許しはできる」。南アフリカ共和国の黒人たちからよく聞くフレーズだ。民主化後の国造りを貫く信念でもある。広島世界平和ミッションの一行も行く先々で「和解の精神」に触れた。
ヨハネスブルク最大の黒人居住区の合唱隊は、アパルトヘイト(人種隔離政策)時代に肉親や友人の命を奪われた恨みを乗り越えて、平和を願うハーモニーを響かせていた。かつて政府から届いた小包爆弾で、両手を失ったマイケル・ラズリー神父(58)にもケープタウンで会った。
(2004年5月14日朝刊掲載)
ヨハネスブルク最大の黒人居住区の合唱隊は、アパルトヘイト(人種隔離政策)時代に肉親や友人の命を奪われた恨みを乗り越えて、平和を願うハーモニーを響かせていた。かつて政府から届いた小包爆弾で、両手を失ったマイケル・ラズリー神父(58)にもケープタウンで会った。
(2004年5月14日朝刊掲載)