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連載・特集

広島世界平和ミッション 南アフリカ編 虹の彼方に <6> 核廃棄

 核兵器の廃棄を実現した世界唯一の国、南アフリカ共和国。その過程を知ることは、ヒロシマにとって励みになるに違いない。そんな思いを抱いて広島世界平和ミッションの一行は、ケープタウンのデクラーク財団を訪ねた。

 財団ディレクターのデイブ・スチュワードさん(58)は、フレデリク・デクラーク元大統領が核兵器廃棄を決断した当時の秘書。その後、自身も元大統領も広島を訪問。あらためて核兵器保有そのものが「人間性を忘れた行為だった」と振り返った。

(2004年5月16日朝刊掲載)

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