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連載・特集

広島世界平和ミッション 南アフリカ編 虹の彼方に <8> 平和教育② 

 広島世界平和ミッションの一行は、ヨハネスブルク市内の幼稚園から高校までの一貫校でも、原爆の被害や平和への願いを伝えた。

 今年から全校挙げての平和教育に本格的に取り組み始めたばかり。ミッション参加者への児童、生徒からの質問は途切れることはなかった。

 小学生は家族や地域の平和に貢献する運動を展開。中学、高校生はアパルトヘイト(人種隔離政策)の歴史などについて学ぶ。被爆地からの訪問を機に「ヒロシマ」も課題に取り入れられることになった。

(2004年5月18日朝刊掲載)

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