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仰げば折り鶴50万羽 コープ・ゆだ苑、商店街に飾る 山口

 6日の「山口のヒロシマデー」を前に平和の大切さを考えてもらおうと、コープやまぐち(山口市)と県原爆被爆者支援センターゆだ苑(同)は4日、山口市道場門前の商店街のアーケードに約50万羽の折り鶴を飾った。10日まで。

 鉄製の棒に折り鶴をつるし、アーケードの約300メートルの間の15カ所に取り付けた。今年県内から新たに集まった約5万6千羽に、昨年の山口のヒロシマデーで寄せられた約8万羽と、昨年飾った分を足した計約50万羽を飾った。

 「二度とヒロシマ・ナガサキを繰り返すまい」「未来につなげよう 子どもたちの笑顔」などのメッセージも添えている。この取り組みは2002年から続けている。

 7日午前10時からは同商店街でゆだ苑を支援するカンパもある。コープやまぐちの中原由香里さん(33)は「山口のヒロシマデーを多くの人に知ってもらい、平和について考えてほしい」と話している。(藤田龍治)

(2013年9月5日朝刊掲載)

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