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平和テーマ アクリル画 米画家作品 広島市に寄贈

 天使を題材にした絵を多く描いた米国人画家、故アンディ・レイキのアクリル画が4日、広島市に寄贈された。平和記念公園(中区)を訪れた際に着想した、平和と愛がテーマの作品。今月中旬から公園内の広島国際会議場に常設展示する。

 題名は「Peace&Love」。縦横50センチで、光に向かって羽ばたく天使をイメージしている。2011年に広島を訪れた際に構想を練り、12年10月に52歳で亡くなる直前に発表した。

 寄贈したのは、レイキ作品の輸入業者サンパシフィック(さいたま市)。小倉重行社長(62)が、広島市役所を訪問し、「被爆地広島を訪れる世界中の人に見てほしい」と話した。作品を受け取った松井一実市長は「ヒロシマを象徴する絵の一つになるだろう」と感謝していた。(加納亜弥)

(2013年9月5日朝刊掲載)

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