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　米空軍のステルス戦闘機Ｆ３５Ａ４機が３日、岩国市の米軍岩国基地に飛来した。中国四国防衛局から市に入った連絡によると、いずれも米アラスカ州アイルソン空軍基地に所属しており、岩国基地を拠点に数週間、周辺空域で訓練するという。

　４機は午後４時４５分ごろから、２機ずつ基地上空に姿を見せ、相次いで着陸した。同型機の岩国への飛来は初めてとみられる。米海軍や米海兵隊の所属機のほか、航空自衛隊機とも訓練を繰り返し、連携を確認するという。

　岩国市など２市２町と山口県でつくる県基地関係県市町連絡協議会は同日、中国四国防衛局に対し、訓練の実施に当たり、騒音対策や安全対策に万全を期すよう口頭で要請した。（永山啓一）

（２０２１年１２月４日朝刊掲載）