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　岩国市の米軍岩国基地内の広場で４日、クリスマスツリーの点灯式があった。隊員や家族、招かれた市民たちが訪れ、一足早く聖夜の雰囲気を味わった。正月までの毎夜、点灯する予定。

　広場に立つ高さ約１０メートルのヒマラヤスギと、周囲に並ぶ２０本の桜などに約３万９千個の発光ダイオード（ＬＥＤ）電球が取り付けられた。午後６時半に点灯のスイッチが押されると、赤、黄、青、緑の光が冬の夜を彩った。

　基地内の学校の子どもたちがクリスマスにちなんだ歌を合唱し、参加者たちは振る舞われたココアやワインを手に聞き入っていた。（黒川雅弘）

（２０２１年１２月５日朝刊掲載）