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「国益のために全力」 山口で林外相就任を祝う会 国会議員や首長ら150人出席

 自民党岸田派の林芳正衆院議員(山口3区)の外相就任を祝う会が4日、山口市内のホテルであった。自民党県連(岸信夫会長)と地元の後援会が主催し、県選出の国会議員や首長、県議ら関係者約150人が出席。林氏の起用を当初は疑問視していた安倍晋三元首相(山口4区)は秘書が代理で姿を見せた。

 林氏は参院議員を辞して臨んだ10月末の衆院選で初当選を果たし、11月に外相となって初の地元入り。入閣は6度目で岸田文雄首相を支える主要閣僚に就き、県政界では「ポスト岸田」への期待が高まっている。

 会の発起人の一人で、衆院への転身を後押しした県議会の柳居俊学議長は「この国のかじ取りを、責任を持ってしたいという強い意志が実現できるよう、大いに期待している」と激励。林氏は「わが国の国益のために全力で励みたい」と力を込めた。(渡辺裕明)

(2021年12月5日朝刊掲載)

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