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低空飛行やオスプレイ訓練の即時中止要望 中国5県の共産県委

 中国地方5県の共産党県委員会などは6日、米海兵隊岩国基地(岩国市)を拠点にした垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練や、中国山地などで続く米軍機の低空飛行訓練を米国に即時中止させるよう、中国四国防衛局に申し入れた。

 県議たち約20人が広島市中区の広島合同庁舎を訪れ、申し入れ書を水戸栄次報道官に手渡した。オスプレイの訓練や低空飛行の中止に対し、防衛局は「住民への安全配慮を米軍に働き掛けている」などと答えた。

 一行は中区の中国電力本社も訪れ、島根原子力発電所(松江市鹿島町)の廃炉などを要請。中電側は2号機の再稼働と、建設中の3号機の稼働に向け、本年度内にも原子力規制委員会に安全審査を申請する方針を重ねて説明した。

(2013年9月7日朝刊掲載)

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