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F35A岩国飛来 抗議を申し入れ 市に2市民団体

 岩国市の米軍岩国基地に米アラスカ州アイルソン空軍基地所属のステルス戦闘機F35Aが飛来したことを受け、市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」と「住民投票を力にする会」は7日、それぞれ市に、国や米軍に抗議するよう申し入れた。

 瀬戸内ネットは桑原清代表たち3人が市役所を訪れ、山中法光基地政策担当部長に要請書を手渡した。F35A4機が3日に飛来したことについて「空軍機の飛来が相次ぎ、市民に不安を与え、騒音被害をもたらしている」と指摘。市に断固反対の意思を表明するよう求めている。

 力にする会も松田一志代表たち4人が市役所で「米軍の勝手気ままな運用を市民は黙って受け入れることはできない」などと訴えた。山中部長は「飛来の是非を論じる立場にない。住民生活に影響がある場合は必要な対応を取りたい」と述べた。

(2021年12月8日朝刊掲載)

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