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連載・特集

広島世界平和ミッション 韓国編 過去、今、未来 <4> 386世代

 「韓国のヒロシマ」といわれる慶尚南道陜川郡で被爆証言の聞き取りを始めた大邱KYC(韓国青年連合会)のメンバーと、平和ミッション一行が語り合った=写真。

 メンバーの中心は一九六〇年代に生まれ、八〇年代はキャンパスから民主化運動に飛び込み、現在は三十代の面々。韓国社会をリードする「三八六」と呼ばれる世代で、彼らには学生も呼応している。KYCはこれまで知らなかった被爆者の存在を民族・国家の問題としてとらえ、継承に乗り出そうとしていた。

(2004年8月16日朝刊掲載)

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