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広島世界平和ミッション 北東アジアの友好話し合う あす広島 第二陣が報告会

 「広島世界平和ミッション」(広島国際文化財団主催)の第二陣の報告会が、二十八日午後一時から広島市中区大手町の市女性教育センターである。中国と韓国を旅したメンバー四人が、日本の戦争責任に厳しい視線を注ぐ両国での対話の内容を伝え、北東アジアの友好と平和に向けて、何が問われているのかを参加者らと話し合う。

 被爆者の福島和男さん(72)=広島市佐伯区、在韓被爆者の支援に取り組む井下春子さん(72)=同市南区、中国出身で広島大大学院文学研究科の岳迅飛さん(32)=東広島市、東京大三年の森上翔太さん(20)=廿日市市出身=が、今回の旅の思いをそれぞれに語る。続いて、会場からの質問に応じ、市民が歴史の「和解」をどうつくっていくかについて意見交換する。

 報告会は、「広島世界平和ミッション」を支える市民の会(柴田幸子代表世話人)が主催する。参加費は三百円。TEL082(878)0298。

(2004年8月27日朝刊掲載)

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