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平和大橋落書き疑い 「グラフィティに興味あった」 19歳再逮捕

 世界的彫刻家の故イサム・ノグチ氏が設計した広島市中区の平和大橋の欄干に落書きをしたとして、広島中央署は27日、同区のアルバイト店員少年(19)=建造物損壊の疑いで処分保留=を器物損壊の疑いで再逮捕した。

 再逮捕容疑は、3日午前1時55分ごろ、黒のスプレーで橋の欄干にアルファベットと矢印のような記号を組み合わせて「DHOLIC」などと縦約40センチ、横約1メートルにわたって落書きをした疑い。

 同署によると、少年は「グラフィティ(落書き)に興味があった」「こんな大ごとになるとは思わなかった」などと供述。2~3月に米国ロサンゼルスへ旅行した際、街中で落書きを見たのがきっかけで、「DHOLIC」と書いた理由については「見栄えがいい字を選んでデザインした」と供述しているという。

(2019年5月28日朝刊掲載)

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