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広島世界平和ミッション 英国編 市民の力 <2> イラク戦争

 イラク戦争当事国の英国では、戦争の大義をめぐる議論が市民の間で盛んだった。平和ミッション第三陣メンバーは、行く先々で日本政府も支援した米英主導の戦争について、被爆地の市民としての考えを聞かれた。滞在中、開戦前の英情報機関の正当性を検証した「バトラー報告書」も出された。ロンドンで百五十万人の反戦デモを主導した「ストップ戦争連合」や、調査研究を通じて平和運動を続ける研究者とも討議、市民の力で何ができるかを考えた。

(2004年10月3日朝刊掲載)

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