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原爆ドームの歴史を解説 21日広島

 「原爆ドーム、建ちつづけて98歳」と題した講座が21日午後1時半から、広島市中区千田町3丁目の県立図書館会議室で開かれる。県立図書館友の会の主催。講師は、友の会副会長で、日本児童文学者協会広島支部代表の三浦精子さん(77)=中区=が務める。

 原爆ドーム(中区)は、1915年8月、広島県物産陳列館として完成し、広島の物産を陳列・販売したり、美術展の会場になったり、産業と文化の拠点となった。講座では、45年8月6日の原爆投下で壊滅するまでの30年間の歴史を紹介する。似島(南区)に抑留されたドイツ人捕虜が作った菓子や工芸品の展覧会が人気を集めたことにも触れる。

 参加費500円。電話かファクスでの事前申し込みが必要。ファクスには名前と電話番号を記す。友の会事務局(県立図書館内)Tel082(241)4995。ファクス082(241)9799。

(2013年9月16日朝刊掲載)

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