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「原発反対」広島で訴え 2団体、学習会とデモ行進

 国内で稼働する原発が約1年2カ月ぶりにゼロになった15日、市民団体の「上関原発止めよう!広島ネットワーク」と「さよなら原発ヒロシマの会」が、原発再稼働の阻止に向けた学習会を広島市中区の原爆資料館で開いた。約160人が参加し、終了後には市中心部をデモ行進した。

 学習会では、同ネットワークの木原省治共同代表が、海外の市民団体と協力することの必要性を強調。「福島原発の汚染水問題も解決できていない。日本だけの問題ではない」と訴えた。

 国内で唯一稼働していた関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町)が定期検査入りし、国内の稼働原発が再びゼロになったことを受けて開いた。参加者は学習会後、平和記念公園を出発し、「原発反対」を訴えながら市中心部の約2キロをデモ行進した。(永里真弓)

(2013年9月16日朝刊掲載)

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