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連載・特集

広島世界平和ミッション 英国編 市民の力 <5> 異文化教育

 英国第三の都市リーズ市には、七十五カ国の出身者が暮らす。歴史的に多くの移民を受け入れ、多様な文化に寛容に見える。だが、現実の社会では差別や争いの火種も残る。市民は学校教育や日々の生活を通じて、宗教や文化の違いを認め合いながら、足元から紛争のない世界をつくる努力を続けている。平和ミッション第三陣メンバーは、米中枢同時テロ後に多文化共生の立場から「平和文化」をはぐくもうと活動を始めた市民団体や小中高校を訪問した。

(2004年10月7日朝刊掲載)

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