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　ガールスカウト県連盟の中高生３人が２２日、東京都渋谷区のトルコ大使館に招かれ、コルクット・ギュンゲン駐日大使から今夏の東京五輪で同国選手団の応援活動をしたことに対する感謝の言葉を受けた。

　広島なぎさ高３年山口璃都さん（１８）、比治山女子高２年小笠原杏実さん（１７）、ノートルダム清心中２年柚木美緒さん（１３）の３人。中島桂子連盟長も同行した。

　応援活動は五輪組織委員会から県連盟への要請がきっかけ。３人は６月、トルコ国旗を掲げる映像を収録し、選手村で放映された。五輪期間中には選手団への応援メッセージを友人たちから募り、「勝利のために頑張れ」「目指せ金メダル」などと書いた横断幕を大使館に送った。

　ギュンゲン大使は「心のこもったメッセージでうれしかった」とお礼を述べた。３人は大使に折り鶴の折り方を教えたり、書道を披露したりした。山口さんは「貴重な体験になった。今後もトルコとの交流を深めたい」と話した。（中川雅晴）

（２０２１年１２月２３日朝刊掲載）