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中国放送番組が民放連賞最優秀

 今年の日本民間放送連盟(民放連)賞が19日発表され、中国放送のドキュメンタリー番組「ヒロシマの山~葬られた内部被ばく調査~」がテレビ報道番組部門で最優秀賞に選ばれた。

 受賞した番組は昨年8月6日に放送。広島市南区の比治山にある放射線影響研究所(放影研)による被爆者の追跡調査から、国際的な放射線防護基準などができた一方で、残留放射能の影響解明など今も残る課題を取材。広島や福島の人の複雑な思いや研究者たちの姿を丹念に追った。

 中国放送は昨年のラジオ教養部門で「核と向き合う~ヒロシマからフクシマ~」が最優秀賞を受賞しており、原爆関連をテーマにした番組制作で2年連続の高い評価を受けた。

 今回の民放連賞は、昨年6月から今年5月までに放送された番組を審査対象とした。

(2013年9月20日朝刊掲載)

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