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米軍機騒音実態 市民ら現地調査 岩国市由宇町

 米空母艦載機の岩国移転に反対する市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」は19日、山口県岩国市由宇町で、米軍機の騒音実態などを調べるフィールドワークをした。

 山口、広島両県のメンバーや市民計約20人が参加。現地の海岸で米海兵隊岩国基地に向かう米軍機とみられる数機を目視。騒音を体感し、機体を撮影するなどした。

 由宇町は基地南約10キロ。だが、中国四国防衛局が市内8カ所に設置する騒音測定器の数値では基地近くの三笠町に次ぐ高さになっている。低空飛行や騒音苦情もあるため、実態を知ろうと企画した。

 20日は滑走路の沖合移設後に数値が上がっている周防大島町でフィールドワークを行う。

(2013年9月20日朝刊掲載)

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