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「国際平和デー」核兵器廃絶訴え 平和公園で市長ら

 国連の「国際平和デー」の21日、広島市は中区の平和記念公園で核兵器廃絶を訴える記念行事を開いた。松井一実市長や二つの県被団協のメンバーたち約30人が参加し、原爆慰霊碑に花を手向けた。

 平和首長会議が目標とする2020年までの核兵器廃絶を訴える横断幕を掲げ、松井市長と参加者たちが慰霊碑に献花した。正午に「平和の鐘」を鳴らし全員で黙とうした。

 核兵器廃絶の署名活動に取り組む広島女学院高の生徒2人も参加し、ともに3年の民谷唯さん(18)と井上奏菜(かんな)さん(18)は「核兵器に頼らない安全保障とは何かを勉強し、行動していきたい」と話していた。

 国連が国際平和デーを定めたのは1981年。9月は国連総会の開会時期で、2001年の総会開会日にちなんで21日に固定した。

(2013年9月22日朝刊掲載)

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