脱原発 地域組織を結成 松江の団体 島根県条例求め署名へ
13年9月24日
脱原発を柱とする県条例制定の直接請求を目指す市民グループ「島根原発・エネルギー問題県民連絡会」の地域組織「松江地域連絡会」が22日、島根県松江市内で結成総会を開いた。10月21日~12月20日に同市で有権者の約半数の8万4千人を目標に署名を集める。
県民連絡会は署名を集める地域連絡会を6月から出雲、安来、益田など5地域で順次結成。浜田と江津地域でも設立準備を進める。
総会には約110人が出席。代表世話人に選ばれた同市鹿島町の農業中村栄治さん(77)は「脱原発の好機。目標に向け頑張ろう」とあいさつした。
直接請求は地方自治法に基づく手続き。署名開始から2カ月間で県内有権者(約58万4千人)の50分の1の有効署名を集めて県に提出すれば、知事は意見を付けた条例案を議会に提出しなければならない。(松島岳人)
(2013年9月23日朝刊掲載)
県民連絡会は署名を集める地域連絡会を6月から出雲、安来、益田など5地域で順次結成。浜田と江津地域でも設立準備を進める。
総会には約110人が出席。代表世話人に選ばれた同市鹿島町の農業中村栄治さん(77)は「脱原発の好機。目標に向け頑張ろう」とあいさつした。
直接請求は地方自治法に基づく手続き。署名開始から2カ月間で県内有権者(約58万4千人)の50分の1の有効署名を集めて県に提出すれば、知事は意見を付けた条例案を議会に提出しなければならない。(松島岳人)
(2013年9月23日朝刊掲載)