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平和祈る音色 力強く 広島で3大学協演

 エリザベト音楽大と上智大、東京音楽大の「3大学平和発信コンサート」が22日、広島市中区のエリザベト音楽大セシリアホールであった。上智大の創立100周年記念事業の一環で、「平和への祈り」をテーマに、各大学のオーケストラや合唱団が協演した。

 上智大のマンドリンオーケストラの勇壮な演奏で幕開け。エリザベト音楽大交響楽団はオルガンを生かした協奏曲を厳かに奏でた。

 東京音楽大のオーケストラはベートーベンの交響曲第8番を披露。最後は、合唱団も加わって3大学の総勢約200人がヘンデルの「ハレルヤコーラス」などを神々しく響かせ、約800人の聴衆はその力強さに圧倒されていた。

 3大学と中国新聞社などの主催。収益金の一部は、被災地の子どもたちを支援する「届けよう 希望 元気 キャンペーン」に寄付する。(松本大典)

  (2013年9月23日朝刊掲載)

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